2010年10月2日土曜日

繁雑(はんざつ)って!?



本にサインを頂きました。
 

以前、札幌テレビ放送取材班の「がん患者お金との闘い」という本を読んでいました。

10月2日、著者の一人である佐々木 律さんが講演すると知り北区民センターで行われた

「北海道高齢者大会」に参加しました。

社会保険での通院治療は自己負担分(1割か3割)を窓口で払い一般所得でひと月に80,100円を超えた分は、3ヶ月後に払い戻されるしくみになっています。


高額療養費制度といいます。(申請しなければ戻りません。病院で聞きましょう)

高い治療費が、病気の不安と同時に、生活の不安をおそいます。
せめて、毎月還付(80,100円払えばいい)できないのか・・・。

厚生省は複数の病院にまたがって治療すると、手続きが繁雑だから・・・と言います。
私は、「社会保障の考え方」と「手続きが繁雑」は矛盾すると思うのですが・・・。
今、政府は社会保障財源のために消費税をあげるといいます。
誰だって、病気になるかもしれません。
この不安につけいって、消費税をあげるか、それとも社会保障を悪しくするのか・・・なんて、
選択を迫られても困ります。
だって、消費税があがったら、一番打撃をうけるのは、今、社会保障を必要とする人たちなのです
から。