2011年2月22日火曜日

高い国保料 市長も「安いとは思わない」

昨日 札幌市議会厚生委員会で、「払いたくても払えない高い国保料を、引き下げてください」の
請願が審議されました。
紹介議員は、日本共産党だけ。
16日 日本共産党の代表質問に、市長は「(札幌の国保料)安いとは思わない」と答えましたが、
委員会で、担当部長は「市長も言いましたが、私も(高いと)思います」といいました。

札幌の国保は、年収300万円の4人家族で45万円以上になります。
他にも税金はあります、国保だけで収入の1割を超えるのですから、高くて払えないことが
おこるのです。
政令市で3番目、北海道35市で10番目の高さです。

他党の議員は、「国保料の高さの原因に医療費の高さがあるのではないか?質量ともに充実している札幌の医療で、(国保が)高いなら痛し痒しだし・・。」などと言いました。

「国保が高くて払えないから保険証がない。」「節約して国保料は払うが、病院に行くお金に困っている」「いよいよつらくなり、病院に行った時は手遅れだった」・・こんな事例がたくさんあって、
「痛い」「痒い」どころでないのです。

日本共産党の伊藤議員は、上記のような事例をあげて「市は、高い国保料 市民が払っていけるものだと思っているのか」
「命の問題なんだ。市の本来の仕事、市民のくらし福祉を守る立場で、(財源をつくる)あらゆる工夫をするべきだ」と迫りました。

高すぎる、払えず手遅れになっている・・この事実は共通の認識になっています。
大きな運動(署名を集めています)と、日本共産党の議会での論戦で、早く「払える国保」に!