2012年10月24日水曜日

社会保障の充実こそ


初めて会う顔です。お名前を聞いたのに忘れちゃった・・。
お母さん(飼い主)は、介護で出かけていてしばらく留守だったので、ワンちゃんは、久しぶりのお母さんとのお散歩にご機嫌の様子でした。

気になる新聞記事がありました。「芸能人が大ケガをした事故がありましたが、芸能人は労災保険はどうなるのですか?」という内容です。「多分 彼の場合、所属事務所とは労働契約ではなく、業務委託契約を結んでいるのでしょう。そうすると、労災保険は使えないのです。」と、いいます。
 
 労災は、治療費が無料で休業補償もありますが、国保の場合、治療費は3割負担、休業中のお給料の補償はありません。自己負担です。
 会社が行う健康診断を受けるけれど、その健診で病気が見つかっても治療できない人が増えているという実態も聞いています。
国保料が高すぎて加入できない、加入したけれど払えなくなっている働く人が増えているのです。
 病気やケガで収入が途絶えたら、とたんに暮らせないということがおこります。
社会から孤立してしまうでしょう。

  誰でも、いざという時 使える社会保障が充実していることは安心です。先日、一人暮らしの女性が冬囲いをしながら言いました。「夫が若くして亡くなったので、遺族年金が少ないんです。生活保護より少ない年金です」私は「生活保護の基準に足りない分、生活保護で補ってはどうでしょうか。これから灯油代もかかるので心配でしょう」というと「少なくても年金があれば生活保護は受けられないと思っていました。私も使えると、わかっただけでもうれしい 安心しました」とおっしゃいました。

 
 財政制度等審議会(財務省の諮問機関)の財政制度分科会は、生活保護の見直しを含め、社会保障は聖域化せず、最大限の効率化を図る・・つまり、社会保障削減路線を強行するといいます。

 「低賃金・低年金・無年金・リストラ・非正規雇用・派遣切り」ここを改善する話し合いこそ
やってください。