2014年12月1日月曜日

母笑み


おばさん手作り、ハロウィンタペストリーとかぼちゃです。
事務所に飾りました。
子どもたちが、魔女やお化けに仮装して、「お菓子くれないと、いたずらするよ~」
という姿を想像します。かわいい💛

北電は、電力料金の再値上げをするそうです。
来年11月に、泊原発を再稼働して、値下げするといいます。
「原発の再稼働をいやだと言ってるから、値上げなんだよ」と、言われているようで
胸がざわざわします。



『~原発事故の被害者となった私たちの、てくてく足跡~』という冊子と、出会いました。
福島県いわき市で子育てをしているお母さんたちが作った冊子です。

「(略) あの日から変わってしまった日常には、きちんと向き合うことも、
自分の思いを言葉に出して話すことも、まだまだできてはいません。
それをしようとすれば涙がとめどなく溢れ、大変なことになってしまう。
本当に、まだまだそんな感じです。」

それでも、冊子にまとめたのは、

「(略) 当事者と呼ばれるようになった私たちからみなさんに話すことは、
もしもみなさんの住む所で同じことが起こったなら、きっと同じようなことになるだろうという、
それを未然に防ぎたい思いによります。
同じ過ちを繰り返さないよう、生かして頂ければ幸いです。」

という思いからだそうです。
別の雑誌には、福島で商売をされていた女性の発言が載っています。

「(略) 首に線量計をさげさせて子どもを遊ばせる母親の気持ちがわかるか、
と、私たちは東電に迫りました。
(略) 福島はまだまだ先の見えない不安の中にいます。しかしはっきりしていることは、
原発は人間の命や希望をもって生きることを脅かすということです。」

原発の再稼働をしたくない私たちは、勇気をもって発言している福島の女性たちと共同して、
原発のない安心して暮らせる地球をつくることだと思います。

子どもたちに、青い空ときれいな空気を渡したいですから。